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ReaperやDominoなど無料のDAWについて研究中
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REAPERを使用したときの音のズレ方について検証中


(YAMAHA S-YXG50とSynth1)


Dominoで検証用の1トラックのMIDIデータを作り、REAPER上で複数のトラックに配置し、音のズレ方を検証してみようと思いました。


ソフトウエア音源の YAMAHA S-YXG50とVSTiのSynth1を検証してみます。


①REAPERにテスト用のMIDIデータ「ドレミファ」を繰り返した物を挿入したトラックを作ります。YAMAHA S-YXG50で音がなる設定にします。

②もう一つトラックを作成し同じMIDIデータを同じ位置に挿入し、今度はSynth1で音がなるに設定します。



これを同時に鳴らしたのが次のMIDIデータです。
Syxg50Synth1.mp3


微妙にズレているようです。 ショートディレイのような感じです。

③これをSoundEngine Freeで録音して波形を見てみます。



上がYAMAHA S-YXG50で、下がSynth1です。 波の始まりがズレているのがわかりますね。

SoundEngine Freeで録音するとこうして波形を見る事が出来ます。

④YAMAHA S-YXG50とSynth1の波形の始まりに選択バーを置くと二つの波のズレの間隔を測ることが出来ます。





右上に始めと終わりの位置が表示されます、その下に間という項目があり数値が表示されています。

00.066ですね,これがズレた秒数です。


YAMAHA S-YXG50よりSynth1が00.066秒遅れているようです。


今まで感覚で修正していた作業が数値で確認出来るので、この数値でREAPERのトラックを前後に移動してタイミングを合わせたいと思います。


⑤REAPERのトラックのうち、どちらかを移動させてタイミングを合わせたいと思います。


今回はSynth1を基準にしたいと思うので、YAMAHA S-YXG50を00.066秒後ろに移動します。


⑥どちらのトラックにも0:02.000の位置にデータが置かれています。 



トラック1(S-YXG50)のMIDIデータの上で右クリックし開いたパネルから「アイテムのプロパティー」を選択します。



⑦「メディア アイテム プロパティー」の中のポジションを0:02.000から0:02.066に変更しOKを押します。



これでS-YXG50は0:00.066秒後ろに動きました。


再生して見るとタイミングが合っています。


SoundEngine Freeで録音して波形を見ても山が合っています。



今まで勘に頼ってタイミング合わせをしていたので、この方法がわかった事はかなり大きい進歩ですね。

さて、次回は他のVSTiも追加して検証を続けたいと思います。
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